この記事は以下のような人におすすめ!
- 新卒の薬剤師、社会人になってからも青本の復習をしようとしてる薬剤師経験ゼロ
- これから転職のために必須の知識が欲しい
- これから薬剤師になる薬学生
結論:ヤクチエ添付文書、ツムラ漢方処方解説、MSDプロ版は業務中でも必須!ダウンロードorホーム画面に追加がマスト!
理由は以下です
薬剤師に求められる知識は膨大、覚えるのは現実的に無理
スマホの持ち込みが禁止されているは過去の時代
医薬品に添付文書が同封されなくなったため、
現場でスマホを使用するのは当たり前になりました
日本で使われる医療用医薬品の数は60,000を超えるそうです
そのすべてを規格効能効果用法薬価一包化可否粉砕可否割線の有無まで覚えるのは当たり前ですが無理です
そのため目の前の情報を一瞬で検索できるようになる必要があります
検索して信頼できるサイトを探している暇はありません
第107回薬剤師国家試験が、
今日(2022/2/19)に始まり
明日終わります
これから薬剤師として活躍していく後輩のために、
実際に現場で必須のアプリ、
ホーム画面に登録しておくべきWebサイト
を紹介します
※
一部のドラッグストアチェーンなどは個人情報保護のために逆にIT化を遅らせています
業務用タブレットが無い、あっても著しく性能が低い
PCがネットに接続できない
自分のスマホは持ち込み禁止
などすべてに該当する企業がいまだにあります
入社してしまったら早めに転職しましょう
ヤクチエ添付文書
いわずと知れた「ヤクチエ添付文書」は薬剤師のマストアプリです
添付文書が見られるのはもちろん、
- 一般名がわかる
- すべての後発医薬品メーカーがわかる
- 薬価がわかる
- 一包化の可否がわかる
- 錠剤、PTPシートの画像が見れる
- シップの開封後の画像が見れる
などこのアプリだけで日常業務に必要になるほとんどの情報を網羅しています
※粉砕の可否については含まれていないので、
別途「内服薬 経管投与ハンドブック」を参照する必要があります
特に画像をスマホで患者さんに見せることができるのは、
併用薬の確認、シップの色の確認などにすぐ役立ちます
そして1番のメリットはアプリの速さ!
時間勝負の薬局業務の中で単純な検索に1分も取られている暇はありません!
ネットで添付文書検索している同僚に差をつけれるでしょう
ツムラの漢方処方解説
2022年3月 「ツムラの漢方処方解説」が全面リニューアルし大幅改悪しました
現在はおすすめしていません
「ヤクチエ添付文書」でカバーしにくいのが漢方
スマホで漢方独特の漢字変換を行うのはかなりの時間ロス、
もしくは検索結果に出てきません
その際に便利なのが、
「ツムラの漢方処方解説」です
https://www.tsumura.co.jp/kampo/list/
こちらは漢方のトップメーカー、ツムラの公式Webサイトです
漢方薬が
あいうえお順に並んでいるので
リストをタッチするだけで一瞬で目的の漢方を見つけることができます
あいうえお順の漢方一覧は薬局にも配布されていますが、
このWebサイトは視認性を強化している点が異なります
一覧では漢字の羅列の中から選ぶことしかできませんが、
Webサイトではトグルをタップすることでプルダウンが展開するUIで即座に情報にアクセスできます
また適応の書き方が添付文書と異なり、
普段触らない漢方の処方に出会ったときにも
どのような漢方なのか一瞬で把握できるようになります
まだ写真も載っているので、
実際に患者さんに見せて確認することもできます
Webサイトなのでホーム画面に登録しておくことをおすすめします
MSDマニュアル プロフェッショナル版
薬局はすべての科の処方箋を受け付けています
世界的製薬企業、MSDが手掛けるアプリで、
薬剤師にはオーバーな情報量があります
症状、併用薬などを想定するのに役立ちます
その情報の信憑性の判断に時間を取られます
メディカルサーブ株式会社 「ハイリスク薬の薬学的管理指導において特に注意すべき事項」
こちらは企業の1ブログ記事になります
「ハイリスク薬の薬学的管理指導において特に注意すべき事項」
https://medical-sv.com/pharmacy/drug/high-risk-drug-guideline/
ハイリスク薬は、
薬学的管理指導において特に注意すべき事項
が決まっています
ハイリスク薬は特別な加算を取るために、
薬歴にその項目を記載しなければなりません
記載事項はたくさんありすべてを1度に書くことはできず、
複数回の投薬で分けて記載していくことになります
これらはいわば当たり前の項目です
そのためハイリスク薬の算定に必要な項目の指導はおろそかにされがちです
最悪の場合その存在を知らないまま、新人薬剤師が投薬を重ねる可能性もあります
見やすく確認できるWebサイトがあることだけでも知っておいた方がいいでしょう
医薬情報QLifePro
こちらもWebサイトです
このWebサイトでは「病名別処方ランキング検索」が行えます
医師との疑義照会、処方提案の際に、
頻用薬を根拠をもって答えられるようになります
ちなみに株式会社QLifeはエムスリー系列の企業です
まとめ
まとめると、
- ヤクチエ添付文書、ツムラ漢方処方解説、MSDプロ版は業務中でも必須!
- ダウンロードorホーム画面に追加がマスト!
薬剤師が医師にもすすめるサプリメントサイトiHerb
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