【注意】デパケンシロップは牛乳に混ぜれない?ジェネリックはOK

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 薬剤師
  • デパケンシロップ飲んでいたけど最近ジェネリックに替わった、なんか全然違うけど大丈夫なの?という人

結論:デパケンシロップとジェネリックは見た目、味、芳香、粘度すべて違うけど扱いは同じ

理由は以下です


 


デパケンのシロップとは

デパケンには赤色透明が特徴的なシロップ剤があります

しかしジェネリックであるバルプロ酸シロップは無色透明です

またジェネリックでは添付文書に「用時、水道水・牛乳による混合希釈可」との記載があります

しかしデパケンにはその記載はありません

このように少し違いがあるデパケンシロップについて解説していきます

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先発薬なのにデパケンシロップには希釈OKの記載がない

上述の通り、
バルプロ酸Naシロップ5%「フジナガ」の添付文書には

用時、水道水・牛乳による混合希釈可

バルプロ酸Naシロップ5%「フジナガ」 添付文書

との記載があります

一方、先発医薬品のデパケンシロップ5%にはその記載はありません

これはフジナガさんの製剤的工夫により牛乳への希釈が可能になったということでしょうか

逆にデパケンシロップは水道水や牛乳に混ぜて飲むことはできないのでしょうか?

メーカーさんに直接問い合わせしました

まずデパケンシロップの添付文書に「用時、水道水・牛乳による混合希釈可」との記載がない点について、
現在はありませんが元々は記載があったようです

ポジティブリスト方式ではなくネガティブリスト方式への変更のため、記載を削除したとのことでした

さらにバルプロ酸シロップ「フジナガ」に関しては、
先発医薬品デパケンシロップの以前の添付文書に準じて記載した結果によるとの回答でした

そのため次回の添付文書改訂の際には削除予定だそうです

以上より、デパケンシロップでもバルプロ酸シロップ「フジナガ」でも牛乳への希釈ができるそうです

ちょうど今は添付文書の改訂期のようです

添付文書を読んで牛乳への希釈可否を判断し、
デパケンシロップをジェネリックに変更する必要はありません

ちなみに単シロップ、蒸留水への希釈は28日間の安定試験をパスしているようです
分解などについても問題はないそうですが、
そもそも開封後は細菌繁殖防止の観点から冷所保存です


デパケンシロップは酸!pHが低いと弱酸遊離!

デパケンシロップのインタビューフォームに

バルプロ酸ナトリウムの水溶液は、pH6.8以下で一部解離しバルプロ酸が遊離するため、オイル状物質(バルプロ酸)が観察される場合がある。 

デパケンシロップ インタビューフォーム

との記載があります

私たちの身の回りの飲み物はほとんどが酸性です

それらに希釈すると弱酸であるバルプロ酸が溶けきれなくなる、
弱酸遊離が起こります

そのため水道水や牛乳以外の飲み物に溶かすとほとんどの場合で、
オイル状のバルプロ酸が分離してしまいます

この点についてもメーカーさんに確認したところ、
「混ぜてください」との回答でした

非常にシンプルな回答ですが、
そもそも普通に経口摂取できた場合でも、胃には胃酸(塩酸)があります

通常時でもおそらく胃の中では弱酸遊離が起こっているはずです

ですのでコップの中でバルプロ酸がオイル状に分離したとしても、
コップ壁面に付着などして摂取できない可能性を除けば、
効果に差はないようです

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デパケンシロップは赤色、ジェネリックは透明

デパケンシロップは赤色透明です

一方、ジェネリックのバルプロ酸シロップはほぼすべて無色透明です

この明らかな見た目の差により、
先発→ジェネリック、
ジェネリック
→先発への変更に患者様が抵抗を覚える可能性があります

安易なジェネリックへの変更には注意する必要があります


デパケンシロップの方が粘性が強い?

バルプロ酸シロップ「フジナガ」のメーカーさんの回答で気になったことがあります

デパケンシロップの方が粘性が低い可能性があるというお話です

「デパケンシロップ「フジナガ」は成分が、バルプロ酸Na、単シロップ、香料、保存料とシンプルにしている。デパケンシロップではその他着色料などが入っているため粘度が低い可能性がある」との回答がありました

私の解釈ですが、
デパケンシロップもバルプロ酸シロップも同じ%濃度です。着色料など入っているデパケンシロップはその分単シロップなどの含有量を少なくしている可能性がある。単シロップが粘度に重要であるためもし少なくなっている場合は粘度も落ちる
という意味だと思います

粘度が高い方がいいのか、悪いのか…

とにかく見た目もそうですが、
舌触りなども別物の可能性があるようです


まとめ

まとめると、

  1. デパケンシロップとジェネリックは見た目、味、芳香、粘度が全然違う
  2. 無理な変更はコンプライアンス低下必至
  3. プラセボ効果による治療効果の変化も念頭に置く必要あり
  4. 飲み物に溶かして分離しちゃったらよくかき混ぜて舐めとってとにかく全部摂取して
  5. 牛乳には混ぜれるよ

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